経営コンサルタント 河原義徳のネタ帳Blog 日々の活動・生活の中で、書きとめておくべきと思ったことを惜しみなくお送りします。

2009年7月 2日患者さんが減るとき

患者さんが増えるときのことをよく考えています。
たまには、逆に減るときのことを考えてみましょう。

残念なことですが、患者さんがお亡くなりになられて減るケースがあります。
引っ越しをしてしまって減るケースがあります。

これらはやむを得ないケースと言えます。

しかし、もうひとつのケースがありますね。
他の医療機関に行くようになってしまうケースです。

もちろん、その中でも近隣での新規開業で患者さんにとって絶対的に便利になるようなケースはやむをえないでしょう。
しかし、他の医療機関に行くようになってしまうのは、非常に痛手です。

そう考えたとき...。
行く医療機関を変えることを望んでいる人はあまりいないものです。
次に行くところが良いところかどうかは、口コミで聞いたりはできても、やはり行ってみないとわかりません。
変えようかなと思っていても、変えることに対するストレスが大きくて、なかなか変えないものである。

みなさんも、床屋・美容院の類ってそうではありませんか?特別満足していなくても、多少不満に思っていても、わざわざ積極的に変えないものです。

にも関わらず、変わってしまうとき...。
患者さんは、先生の医院にすごく大きな不満を持っているのかもしれません。
あるいは、変える別の医院にすごく大きな期待をもっているのかもしれません。
その気はなかったのですが、たまたま医療機関に行こうと思ったとき、先生の医院は休診していて、別の医院は診察をしていたのかもしれません。
行ってみるとその別の医院が素晴らしく良かったのかもしれません。

これらのひとつひとつではなく、要素としてそれぞれは小さくても、複合すれば、ちょっとしたきっかけで、簡単に変わってしまうこともありえます。

偶発的に、やむを得ず、起きることもあると思います。
しかし、『先生の医院に不満があって...』という前提事項がなければ、かなりのケースで再び先生のところへ帰って来てくれるはずです。

患者さんが思っているかもしれない、小さな不満に目を向けることも大切ですね。

2009年7月 2日医業経営| permalink