経営コンサルタント 河原義徳のネタ帳Blog 日々の活動・生活の中で、書きとめておくべきと思ったことを惜しみなくお送りします。

2009年6月 8日患者さんが戻ってこない。

関西では、新型インフルエンザってなんだっけ?というくらい、話に出なくなってきています。
あれだけ多くの人がマスクをしていたのに、今やしている人のほうが珍しい。

大阪・兵庫の医院・クリニック・診療所はというと...。
新型インフルエンザは、「医療機関に近寄らない」という状況を作りだしました。
うつされては困るということで、慢性疾患の患者さんが受診控えをされたわけです。
関係のない診療科目であっても、「無駄な外出」とまではいかなくとも、
「絶対的に必要な外出」というわけではありませんので、受診を控えました。

で、今、その患者さんたちが戻ってきているかといえば、戻ってきていません。
全員が戻ってきていないということではありませんが、完全には戻りきっていないわけです。

このブログでも記載したように思いますが、患者さんは医療機関に来たくて来ているわけではありません。できたら行きたくないのですが、やむを得ず来ているのです。特に、診てもらったから、薬を飲んだからと言って、症状が変わらない慢性疾患の患者さんは、義務感で通院していますから、何か正当な理由があれば、簡単に通院を止めてしまいます。
義務感を習慣にしてどうにか通院していたものを、一旦止めてしまうと、なかなか再び始めることは難しいものです。

とある医院では、来ていない患者さんを紹介してくれた患者さんが来ていれば、症状を心配していたとお伝えいただくようにしました。

とあるクリニックでは、様子をうかがうべく、頻繁に来てくれていたのに途絶えてしまった患者さんに対して、お電話をしてみることにしました。

特効薬とはいきませんが、じわじわと効いてくるはずです。
嘆いているだけなら、何かしましょう。

患者さんを来させることが目的ではありません。
患者さんのことを親身に心配している医院であることをお伝えするのが目的です。

2009年6月 8日医業経営| permalink