2009年3月10日ガレージの気遣い
先週の土曜日、とある先生(医師)とゆっくりお話をする機会に恵まれた。開業からの年数では考えられないくらい患者さんを集めておられる先生です。
帰りに駅まで送っていただけるとのことで、お車のなかでのお話。
医院の立地的に、車での来院が非常に多く、今でも多くの台数を止められるように確保されています。そのおかげもあって毎日駐車場は満車状態が続いているとのこと。
その駐車場も、詰めればもっと多くの台数を止められるだろうに、大きめにスペースを取っておられます。もちろん、止めにくいような駐車場では、来てくれる患者さんが困るだろうという意図での配慮です。
その上、「広く取ってられて患者さんも気やすいですね。」とお話をふると、「でも、出口のところが見づらくて、歩行者や自転車と何かあったら危ないなと思っていてセンサーでランプが回るようなものでもつけようと思っているんですよ。」との一言。
増患戦術としては、それは常套手段である。もちろん、そうした取り組みをいかにアピールできるかという部分が増患には必要です。意図的にどれだけそういったことができるかということが鍵を握っています。
しかし...。もし、それを素でできたなら...。
言うことありません。
先々月のメールマガジンで、いろいろな取り組みをされているがアピール不足と思われる先生の取り組みを、増患戦術としては失敗だ的な表現をしてしまいました。ずっと気にかかっていたのですが、良い機会なので、ここでお詫びしようと思います。
想いとしては、せっかくそこまでされているのなら、もっとうまくアピールしましょうということが言いたくて、またその気持ちは今も変わらないのですが、少なくとも失敗ではないと今回の先生を見ても思いました。今回の先生はうまくそれが患者さんに伝わって、増患につながっています。でも、メールマガジンでご紹介した先生の取り組みも一切無駄ではなく、必ず増患につながるはずです。
速度は違うかもしれませんが...。
書いたときも、失敗としてのご紹介ではなく、惜しい例として紹介したつもりでしたが、どうも送信した後自分の中でひっかかっているものがありました。あらためて伝え方を誤ったことについてお詫びさせていただきます。



昭和48年生まれ、社会保険労務士(平成13年合格)、PHP認定ビジネスコーチ。社会保険労務士事務所での2年間の勤務を経て、平成16年1月にひろせグループに入社、以降、人事・労務、医業経営のコンサルティング業務に携わる。